キンモクセイの香で平和に
2020年10月2日
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春に咲く沈丁花は千里まで広がり、秋に咲くキンモクセイは万里まで広がるという言葉がある。昔の花嫁たちは初夜を迎えるために、これらの香を身につけるくらい、昔から女性たちに愛されてきた香のようだ。以前働いていた教会にもこれらの木々が植えられていて、それぞれの季節には花を取ってお茶にしたりして楽しんでいた。あるとき、知り合いの牧師に、沈丁花やキンモクセイの香を楽しんでいた昔の女性たちの話をして、教会にそれら両方の木があると言ったら、「いったい誰を誘惑するために二つも教会に植えておいたのですか」(?)という返事が返ってきた。
この頃、道を歩いているとキンモクセイの香が鼻先から脳の裏まで楽しませてくれる。これを内側につけて、内面の隅々にまで広がるようにしたら、そこにおられる方もこの香を楽しんでくださるかな。そうなれば、わたしの内側の凸凹も平らになりそう。
「何事も、不平や理屈を言わずに行いなさい。そうすれば、とがめられるところのない清い者となり、よこしまな曲がった時代の中で、非のうちどころのない神の子として、世にあって星のように輝き、命の言葉をしっかり保つでしょう」(フィリピ2:14~16)