「隣人を自分のように愛しなさい」と聖書は述べる。どうすれば人を自分のように愛することができるのだろう。それは、祈ること！静かに座って自分を神に委ねる時間の中に、自分を愛し、人を愛する道がある。自分の弱さを見つめ、人の弱さを憐れむ力はそこからのみ湧いてくる。静かに座って祈る時は、神への深い信頼の始まり。
「祷りとは、人の中に働く澄み切った静かな力です。それは、地上の多くの人々が体験している苦悩から目を背けることがありません。祈りから人々に寄り添う深い憐れみにあふれた活力が引き出されるのです」（Br.ロジェ）。
