なじみのない言葉
2021年1月27日
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なじみのない言葉を聞くときがある。強い言葉で指摘されたり、見下されるような言葉を聞いたり・・・逆に、なじみのない言葉を話すときがある。敵対視していた相手に「いいよ!」と赦しの言葉を伝えたり、何の関係もない人に「ご苦労さま!」といたわりの言葉をかけたり・・・。十字架のイエスの言葉は、なじみのない言葉である。自分を十字架にかけながら侮辱的な言葉を吐いている人たちのことを神に委ね、「父よ、彼らをお赦しください。自分が何をしているのか知らないのです」(ルカ23:34)と祈る言葉。これこそ、この世にはない、なじみのない言葉である。わたしたちは、この十字架のイエスの言葉を話す人になるように呼ばれている。
「イエスが山に登って、これと思う人々を呼び寄せられると、彼らはそばに集まって来た」(マルコ3:13~19)。