愛すること 愛されること

与えられている仕事や人間関係を、素直な気持ちで受け入れて感謝できるときに、そこからは多くの実りがもたらされることでしょう。信仰も同じことと思います。イエスさまは私たちに愛することを教えてくださいました。本当の意味での愛を教えてくださったのです。しかし、そのイエスさまを信じていると言いながら、私たちは愛することを怠ります。自分の見解ややり方を固執しようとしてしまうのです。それは、自分の中に長い間繰り返されていた習慣的なものが邪魔しているからでしょう。人を責めたり人のせいにしたり、与えられた状況の環境のせいにしたり…この世的な習慣です。

言われたことを言われたまま行ってみること。モーセは、神さまに言われるまま従いました。そのとき、苦い水が甘い水に変わりました。さらには、その場で素晴らしい掟が与えられます。今日は、小さなことでも、素直な気持ちで「はい」と従う幼子のような一日にしたいです。その中でのみ私たちは愛することを学び、愛される道が開かれてゆくと思うからです。

「もしあなたが、あなたの神、主の声に必ず聞き従い、彼の目にかなう正しいことを行い、彼の命令に耳を傾け、すべての掟を守るならば、わたしがエジプト人に下した病をあなたには下さない。わたしはあなたをいやす主である」（出エジプト１５：２２～２７）。