足を地につけて歩く

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雨が降っています。雨は上から降ってきて、大地の中に眠っている命を芽生えさせ、地上に生きるようにしてくれます。上から降ってくる雨は、地上から飛び上がって空中にいる誇りやいろんなものを包んで地面に降ろします。生きている神さまの姿がこの雨の中にも現れています。私たちが思いあがって浮いているとき、神さまはその私たちを御旨に包んで大地の上におろします。または、地面よりも下に、苦しみや悲しみのような闇の中に沈んでいるときには、降りてきて大地の上に引き上げてくださいます。足が地面から浮かないように、また地面より下へ降ってしまわないようにして、地上に生きるようにしてくださるのです。その神さまの御旨を私たちに示しているのは、弱い立場に立たされている人々、貧しい人々、幼児たちです。生きている神をありのままの姿で現してくれるのです。今日降っている雨のように。地に足がついているときにのみ、私たちには平和が宿り、従うという愛することができるからです。

「主よ、あなたは私たちに平和を備えてくださいます。あなたは私たちのためにすべての業を成し遂げてくださいました」(イザヤ25:1~15)。

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