留まる

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御子のうちに留まる。良いときも都合が悪いときも。昔、ダニエルは捕虜となってバビロンに連れて行かれました。彼は夢を解くという素晴らしい賜物を授かっていて、だれも解くことができなかったバビロン王ネブガットネチャルの夢を解いたことで、王に愛されるようになります。けれども、ダニエルにとって自分たちが捕虜の地にいるということは、神の民イスラエルが恥にさらされていることでした。彼は切実に神さまにざんげの祈りをささげます。「私たちの罪と先祖たちの過ち」をはっきりと告白して、赦しを与えてくださるように切に求めています(ダニエル9:15~19)。捕虜の地にいて良き地位につくことができても、ダニエルは神さまにのみ信頼をおいています。

今、私たちも信頼する方に留まって祈りたいのです。自由に礼拝に預かることができない状況を、家族や中まで自由に会うことができない日がどんどん伸びていく今を、すぐ外の状況を恐れて自由という扉を閉めてしまう自分を、十字架を背負う方の傍にいること、そういう苦しみを抱えている隣人や家族から逃げ、逃げようとしている自分のことをよく見つめ、今日は全信頼を主において留まって祈る一日にしたいです。

「しかし、いつもあなたがたの内には、御子から注がれた油がありますから、だれからも教えを受ける必要がありません。この油が万事について教えます。それは真実であって、偽りではありません。だから、教えられたとおり、御子の内にとどまりなさい」(1ヨハネ2:18~25)。

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