愛の借り

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ミームン。彼女は私が忙しくしていると、私の手が空くまで静かに待つ。彼女が待っていることを知らない私は、あれこれと家のことを全部終わらせてひと息しようとすると、ニャーと泣いて近づいてくる。そのとき、実は彼女がずっと後ろで待っていたことにやっと気づく。それほど大したことをしてほしくて待っているのでもないのに、私は何と鈍いのだろう。きっと神さまも、私の手が空くのを待って、私の外に立ったままおられるのに、気づかないで我が道に夢中になっていたりしていないだろうか。今日は一言、いいよ!と言って、誰かの心の重荷に心を寄せてみようと。

互いに愛し合うことのほかは、誰に対しても借りがあってはなりません。

(ローマの信徒への手紙12章8節)

 

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