献げる

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あと一回分のわずかな食糧しか残ってないところに客が尋ねてきたら、私はどうするのだろう?

シドンのサレプタのやもめは、大飢饉の中で食べ物に困っていた。息子と食べる最後の一回分のみ。それを食べれば死ぬことを待つしかないと思って薪を拾いに出たところで、のどが渇いてお腹を空かしたみすぼらしい格好をした客に出会う。彼女は残りのすべてをその客のために差し出す。その結果、飢饉の続く間、彼女の家は客と共に食べる物に事欠くことなく過ごすことができた。
(列王記上17:8~16)。

ピンチをチャンスに変える女性の知恵がここにある。
しかし、この行為は、毎日の生活の中で培われてこそできることであろう。与えられる毎日を感謝の心で迎え、献身する姿勢で生きるという、単純素朴な信仰の歩み方からこそ生まれる尊い行いである。
見倣う者でありたい、今日こそ!

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