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沈黙の中ですべては実りある道を見つける。
春に芽生える自然界の命らは、土の中の深い沈黙の中で暖められ、芽を出す。
お母さんのお腹の中の子どもは、羊水の中の静けさの中で守られ、成長する。
人間の体は成長するときに音を出さない。
ましてや、その心がどんなに沈黙を必要としていることか。
そして、魂の泉は沈黙の中でこそ深くなってゆく。
深い泉をもつ魂の耳は、自然界の声なきものたちの声を聞く。

「舌で罪を犯さないようい、私の道を守ろう。
悪しき者が私の前にいるうちは
口にくつわをはめておこう」と。
私は黙り込み、口を閉ざし
良いことについても沈黙した。
(詩編39:2~3)

 

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