生ける石

人は神に似せて造られて生まれ
他の被造物は人によって形づくられる
人が生み出すもの一つ一つは
創造主からの賜物によるもの
その賜物がキリストの自由の中で発揮できるときに
神の国という家の石塚は、常に積み上げられてゆく
今日、私は、またもう一つの石をその上に置こう
目に見える美しさに負けないために

私はこの村の中で、
いまだひとりの異国人だ
悲しみ痛む私の胸は
憧れの杯を底まで飲みほす。

道がどこに私を連れて行っても、
どこにでもなつかしいかまどの火が燃えていた。
ただ私はついぞ、自分のふるさと、
自分の国というものを感じたことがない。

それゆえ、この石は、
信じているあなた方には掛けがえのないものですが、
信じない者にとっては、
「家を建てる者の捨てた石
これが隅の親石となった」のであり、
また、｢つまずきの石　妨げの岩」なのです。
（１ペトロの手紙２：７～８）