静けさ

昨夜から吹いていた風はどこへ行ってしまったのか。
久しぶりに訪れた鵠沼海岸の海は、
とても静かで平安そのものだった。
満潮の海辺を歩きながら、
ゆっくり押し寄せる波の音に耳を傾ける。
私の心もこの静かな海の表面のように滑らかで
他者に優しく押し寄せることができたらと願いつつ。

（今朝の東の空）

たえず内なる声に耳を傾けることによってのみ
自由と歓喜に満ちた新たな人生に向かうことができるのである。
（ヘンリ・ナウエン「心の奥の愛の声」より）

私の若き日の罪や背きを思い起こさず
主よ、あなたの慈しみにふさわしく
あなたの恵みのゆえに
私を思い起こしてください。
（詩編２５篇）