平穏こそ

今日は殉教者ステッファノの日。
ステッファノは正しいことを言ったために
宗教指導者たちの憎しみを得て石打ち刑にされた。
イエスさまと同様である。

人は、正しいことではなく、
自分が聞きたいことを聞きたがる。
聞きたくないなら、聞かなければいい。
しかし、欲望が権力や富と結びついていれば
人の命を無駄にしたくなるのだろう。

大切にしていたものが床に落ちてばらばらに壊れてしまった。
慌てて拾い上げて瞬間接着剤で着けようとしていた。
そのとき、ばらばらになったばらばらを得、
ばらばらになったら、ばらばらになったままで生きればいい
という声が胸に響いた。
（ゾン ホソン「孤独でも孤独ではない」より）

一切れの渇いたパンしかなくとも平穏であるのは
いけにえの肉で家を満たして争うことにまさる。
（箴言17:1）