信頼

知恵のある人とはあらゆる状況の中で学ぶ人。
それが自分にとって不利な状況であっても
そこから学ぼうとする人は優れた知恵の持ち主。

強い人とは自分勝てる人。
自分が足りない者であることを知り、
自分自身と約束したことを守る人。

この世で最も豊かな人は誰か。
それは、今自分にあるもので足りるを知る人。
どんな貧しさの中に置かれていても
心が満たされていれば、豊かな人。

人間の愛情が欲しくてたまらなくなったときには
自分の環境と周囲にいる人たちとが神のお望みになるものかどうかを、
自らに問いただしてみなければならない。
何かのプレゼンテーションのさなか、食べている、寝ている―
何をしていても、神のお側にいなければいけない。
激し孤独感と人間接触への飢渇の念に襲われたときには、
よほど鋭く見極める必要がある。
その状態はほんとうに神からあたえられたものかどうかを、
自らに正して見るのだ。
（ヘンリ・ナウエン「心の奥の愛の声」より）

あなたがたは友を信じるな。
親しい友も信頼してはならない。
あなたの懐に安らう女からも
自らの口の戸を守れ。
息子は父を裏切り
娘は母と、嫁はしゅうとめと対立する。
人の敵は家の中の者である。
（ミカ書７：５～６節）