単純素朴

もう一度思いを正して主を仰ぐ。
時を大切に用いて、感謝のうちに過ごし、
多くのことや物に心を奪われず、
持ちすぎて思い煩うような愚かさを捨て、
軽やかな歩み方へと方向を向けようと。
常に自分を振り返り、やるべきことをしたのか、
やってはいけないことに収着してはいないのかを識別し、
春の訪れのような単純素朴さを身に着けようと。

イエス、喜びの源、あなたは私に単純素朴な心を求めておられます。
それは、春の訪れのような心。そのような心で生きるとき、
物事の複雑さが私を酷く麻痺させることはありません。
あなたはこう告げるのです。
「心を騒がせることはない。信仰がほとんどなくても、心配することはない。
キリストであるわたしが、いつもあなたと共にいる」。
（Br.ロジェ）

主は、倒れそうな人を皆、支え
うずくまる人を皆立ち上がらせる。
すべてのものがあなたに目を向けて待ち望むと
あなたは時に応じて食べ物をくださる。
（詩編１４５：１４～１５）