みことば

四旬節第3主日 説教

ヨハネによる福音書2章13~22節 心の春への道 この頃、雨が多く気温が少しずつ上がってきました。それによって、土の中の植物が芽を出し、花を咲かせ、春が近づいていることを知らせてくれています。 しかし、春が近づいていると…

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皆等しい

この世に生まれたすべての命あるものは、みな同等です。わたしたちが人間で、かれらは動物であるから、人間の方がかれらより優れていると考えるのは間違っています。ある意味、感覚的な面は、かれらの方が卓越な能力を持っています。そし…

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試練の中の宝

信仰の冒険。試練が続くとき、疑いを抱いてしまいます。神が本当におられるなら、このような試練を私に与えるはずがないと。これこそ神への厚い信頼の内に出てきた告白と思います。神が悪いものを与える方ではないことを信じてつぶやいて…

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ひな祭り

すべての女の子、女子の皆さまへ。 「道があなたと共に登っていきますように。追い風がいつもあなたに吹きますように。太陽があなたの顔を暖かく照らしますように。雨が穏やかにあなたの畑を潤しますように。また会う時まで、神がみ手の…

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信仰とは

「科学と信仰は対立すると考えるとき、あるいは、このどちらかを選ばなければならないと思うとき、わたしたちの存在の深いところが傷つきます。何らかの優れた知識を得ようと努力することと、観想の内に神を待ち続けることとを対立させて…

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待つ力

来るべき方を待つためには内なる力が必要です。いつ来るかわからない方を待つのですから、底地からなしには絶えることができません。しかし、ほとんどの人は、自分の計画を破るほど遅れてくる訪問者を待つのに、それほど労力を使おうとは…

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四旬節第2主日 説教

何の得があろうか マルコによる福音書8章31節~38節 竹内章浩 私たちの父なる神と主イエス・キリストから恵みと平安があなたがたにあるように。アーメン。 四旬節のこの大事な時に信徒説教をさせていただく、みなさまと御言葉を…

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どこから来てどこへ行くのか

捨てられた野原にも春は来るのか。故郷を追われ、余儀なく母国を後にした人の思いは、春先に置かれた心を故郷に馳せらせます。荒廃した地にも春は約束のように訪れるのです。それは、人間がもうだめだと、何もかも終わりだと諦めようとす…

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来られる光

神さまを信頼し、神さまに信頼されいたアブラハムにも苦悩がありました。自分の跡継ぎをする子どもがいなかったのです。彼は、信頼する神さまにその苦悩をぶつけます。「御覧のとおり、あなたはわたしに子孫を与えてくださいませんでした…

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貧しくもせず 富ませもせず

「貧しくもせず、富ませもせず」。これは箴言の言葉です。神さまにこの二つの願いを申し出た箴言記者は、自分が、貧しくなることによって盗むようになり神の名を汚すかもしれない、また、富むことによって「主とは何者か」と神を軽んじる…

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