みことば

相続人の勤め

わたしたちには、上から受け継がれているものがあります。神の国の霊的財産です。罪を悔い改めて洗礼を受けるということは、その財産を受け継いだ相続人になるということなのです。受け継いだものは活用されなければなりません。日常の中…

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善い業

体内の陰陽のバランスが崩れてくると人のからだは病気になりやすくなる。病気にならないためには、食べ物の引用のバランスを大切に合わせて、健康管理をしていかなければならない。霊的な面においても同じである。善と悪が切り離された状…

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四旬節第1主日 説教

野獣と天使とともに マルコによる福音書1章9~15節 ヨルダン川でヨハネから洗礼を受けられたイエスさまに、「これはわたしの愛する子、わたしの心に適う者」という声が聞こえました。そしてすぐにイエスさまは、霊によって荒れ野へ…

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折がよくても悪くても

人間の体は、緊急事態の中でも生理的活動を続ける。口からものが入ればば、必ず外へ出すようになる。出ていかなければ病気になる。同じように、キリストの体なる教会も、神の霊の働きは与えられていて、それをみなはいただいている。それ…

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神の右の手

強風の一日。冬を追い出して春を来させるためには、これだけの強風が吹かなければならないのだろう。闇を追い出して光をもたらすためにも同じく言えよう。神はわたしたちの内の頑固な暗闇を追い出すために右のみ手を差し出して働いておら…

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神さまの証

魂の渇きを覚える時、わたしたちは神さまに会いたいと願い、どこか遠いところ、美しいところへ出かけようとする。まるで、真理は遠い国にこそあると思い、聖地のようなところへ行かなければ、決して神に出会うことはできないと思うのであ…

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主の変容主日説教

マルコによる福音書9章2~9節 ただイエスのみ 神秘的な体験をしたいという願いは、古い教会の時代から強くありましたし、数々の体験談もあります。しかし、その願いのゆえに、キリストに従う道からキリストを支配する道に転じてしま…

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ふきのとう

もうすべて死んでしまったのだと思っていたところから芽が出ていた。ふきのとう。昨年、除草してくださっていた方々が、残してほしいと伝えてあったふき畑まできれいに除草してくださったのだ。どんなにがっかりしていたのかわからない。…

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信教の自由を守る日に

「『自由』とは他からの強制・拘束・支配などを受けないで、自らの意思や本姓に従っていることをいう」と、ウィキペディアには書かれてあった。その通りであるし、みなそうであることを求めている。しかし、そのような自由を求めつつ、執…

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救いの喜び

自分が何かの問題を抱えていることは、実は祝福されていることと、この頃思うようになった。家族間のことや仕事のこと、健康上のこと、人間関係、経済的なこと、様々なことで、わたしたちは苛立ち、がっかりし、悩み、不安になり、場合に…

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