みことば
顕現後第4主日 説教
マルコによる福音書1章21~28節 飛ぶ鳥は後ろを振り向かない 藤沢の駅前を歩いていると、大きな木に宿っている鳥たちの鳴き声に圧倒されます。ある日の夕方、その鳥たちが一斉に飛ぶ様子を見ていました。夕日の射す空を隠してしま…
続きを読むほんとうは
肉体労働をして汗を流したのに心身共の疲れが取れ、何もしないで家の中でごろごろしていたのに疲れるときがある。働いた分以上にお金をもらっても不満が生じる場合があれば、人のために自分のお金を使ったのに嬉しいときがある。それは、…
続きを読む初雪
初雪は嬉しい。地面が真っ白に変わってゆくのを見つめていると、雪がそっと降ってくる音が聞こえた。それはささやくような声、まるで「取って食べなさい」というお勧め。むかし、イスラエルの民が荒れ野での四十年間、朝露とともに降って…
続きを読む主を畏れることは知恵の初め
主を畏れることは知恵の初め。主を畏れること、それはどうやって起こるのだろう。わたしたちは本当に「主」という一人の神を畏れようとしているのだろうか。それよりもっと大切にして畏れ敬っている対象を、日常の中に持っていたりしない…
続きを読むなじみのない言葉
なじみのない言葉を聞くときがある。強い言葉で指摘されたり、見下されるような言葉を聞いたり・・・逆に、なじみのない言葉を話すときがある。敵対視していた相手に「いいよ!」と赦しの言葉を伝えたり、何の関係もない人に「ご苦労さま…
続きを読む真の出会いの場
旧約聖書のヤコブは、カナンの地を襲った飢饉のために、とても躊躇っていたエジプトへ、家族を連れて降って行くと決心した。それは、エジプトに、死んだと思っていた愛する息子ヨセフが生きているという知らせを聞いたからである。死ぬ前…
続きを読む第8日 すべての被造物と和解する
信仰の目で見れば、神の国はすぐそばにある現実であることが分かります。それはまだ、からし種のようにとても小さく、ほとんど見えません。しかし徐々に大きくなっていきます。この世界が苦境にあるときも、復活された方の霊は働いておら…
続きを読む第7日 一致のうちに成長する
【黙想】イエスはご自分が死なれる前の晩、神さまから委託された人々の一致を祈りました。「世が信じるようになるために、すべての人を一つにしてください。」ぶどうの枝が木につながっているように、わたしたちもイエスとつながり、自分…
続きを読む第6日 他者を受け入れる
【黙想】キリストによってわたしたちが変えられるとき、キリストの愛はわたしたちの中でさらに大きくなり、実を結びます。他者を受け入れることは、わたしたちの中の愛を分かち合う具体的な方法にほかなりません。 イエスはその生涯を通…
続きを読む第5日 み言葉が清くする
【黙想】神の言葉はわたしたちのすぐそばにあります。それは祝福であり、幸いを約束するものです。もしわたいたちが心を開くなら、神はわたしたちに語りかけ、わたしたちの中で死につつあるものを辛抱強く変えてくださいます。農夫がぶど…
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