みことば

聖貧な人

与えられたものをささげる。ハンナは祈って与えられた子を神さまの働き人としてささげた。子を産めない女というレッテルがはられ、生きる希望さえ失っていた彼女の祈りに、神さまは応えてくださり、子どもを産めない女というレッテルを外…

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クリスマスとわたし

「わたし」って誰?と問いかけたくなる時がある。特に師走の季節を迎えると、我失うほど忙しく動いていると、本当の自分が誰なのか忘れる。けれども、その日に存在した者が自分である。そんなはずではなかったと消したくなる行動や発言を…

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出身地

人々は出身地や出身大学、親の名声などを訪ねる。それらを重んじているから。聖家族になったヨセフの仕事は大工。マリアは田舎のナザレという小さな村出身で無名の大工の妻。彼らに、人間的に誇れるものは何もない。彼らが神によってイエ…

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純粋に

人や組織に雇われた者として、どれだけ馬小屋の救い主の道を伝えることができるだろう。雇われている分だけ報酬は保証されているとしたら、本当に体を丸出しして低く降る方を伝えることができるだろうか。むしろ、こういう状況の中にいる…

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信じること

この時期になると、特に神社の前に飾られている多くの人の願い事の紙がつるされている光景を見る。以前、若い頃、韓国の教会の青年会のサマーキャンプで、みんなで書いた願いことを十字架に貼り付けて祈り、それを燃やしてキャンプファイ…

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冒険

アドベント、冒険する季節。心の扉の一つ、もう一つを外へ向けて開く季節である。開いたことのない扉を開くことで初めて見えてくるものがある。最も良いものを携えた人が、みすぼらしい姿をして私の先を歩いていることを。わたしを怒らせ…

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自由

この世に存在するものを基盤にして信仰を組みだてることはできない。存在するものは必ず変わるから。知識的神学をベースに信仰を組みだてることも難しい。それらも時代と共に変化するから。キリスト者は、自分に与えられた賜物を信じ、そ…

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御心が留まるところ

ルカによる福音書1章46~55節 教会の暦の中で今日は、喜びの主日、またはマリアの主日として守られてきました。聖壇の色や牧師のストールがピンク色(薔薇色)になり、アドベントクランツにもピンク色の蝋燭を灯します。そして、讃…

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断捨離

拒絶。家の扉を閉じる。心の扉を閉じる。ありのままの存在を拒絶されて育った人は、心の開き方がわからない。家の扉を他者に対しての開くことに抵抗する。子どもを育てる親も、多くの弱さを抱えているために、わが子の弱さを受け入れるこ…

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キリスト者になる

信じて従うということ。これは、一つの宗教に身を置くことを意味するのではない。キリスト者とは、イエス・キリストが人間であり同時に神的存在であったように、自分も同じくなることである。キリストがマリアから生まれたように私も新し…

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