日曜礼拝・説教

その一言で

ルカによる福音書1章26~38節 その一言で 待降節第4主日。定められた四週間のアドベントの間、私たちは救い主が来られる道を整えてきました。コロナ禍の中、きっと、例年のアドベントとは異なった思いで過ごされた方も多いのでは…

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御心が留まるところ

ルカによる福音書1章46~55節 教会の暦の中で今日は、喜びの主日、またはマリアの主日として守られてきました。聖壇の色や牧師のストールがピンク色(薔薇色)になり、アドベントクランツにもピンク色の蝋燭を灯します。そして、讃…

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靴のかかとに棲む神

私が進もうとしている道を誰か先に歩いてくれた人がいると心強くなります。たとえば、取り組もうとしている分野で論文をすでに書いてくれた人がいたり、登りたい山に関して、すでに先に登った方がその時の情報を教えてくれたりすると、と…

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目を覚ましていなさい

マルコによる福音書13章24~37節 目を覚ましていなさい 待降節が始まりました。救い主がお生まれになる時を待ち望む季節です。 教会では、四週間の期間を設けて、救い主がお生まれになる日を待ち望み、それにむけて準備をします…

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時から時へと生きる人

マタイによる福音書25章31~46節 時から時へと生きる人 「愛の反対は憎しみと思うかもしれませんが、実は無関心なのです。憎む対象にすらならない無関心なのです」(マザー・テレサ)。 以前、来日されマザー・テレサは、日本の…

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偉大なことはない

2020年11月15日(日) マタイによる福音書25章14~30節 偉大なことはない 秋がどんどん深まっています。朝晩寒く感じますが、とても晴れた日は、ずっとそこにとどまっていたいと、切ない思いを抱くときもあります。それ…

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幸いな人

全聖徒主日 マタイによる福音書5章1~12節 幸いな人 この頃、家の中で秋晴れを楽しませていただいています。朝の光が窓から入って来て、窓際の植物を照らすその光の美しい輝きに、うっとりさせられます。今、この時しか見られない…

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流れのほとりに植えられた木

いまから503年前の1517年、マルティン・ルターは、ヴィッテンベルク教会の扉に、95か条からなる質問状を張り出しました。そこから、中世ヨーロッパのローマ・カトリック教会内に宗教改革運動が始まり、一つであった教会は、引き…

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神のものは神に

私が来日した頃の日本の消費税はまだ3%でした。30年ほどの前の話しですが、それでも、消費税がなかった韓国の留学生にとって3%を買い物額に上乗せすることは、大きな負担と感じました。それが、今は10%にまで上がりましたから、…

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