みことば

召命

太陽が昇る時が近づくと東の空は赤く彩って予告する。ここから、これから太陽が昇ると。決して変わらない約束ことである。同じように、人の心に置かれた神の言葉が実現されるとき、心は熱くなる。僕として、述べ伝える者として、従う者と…

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慈しみとまことが出会うところ

晩秋。木々は最後に残ってる葉っぱと別れようと必死に彩り、別れの美しさを現してくれる時。今は去っていく秋と来る冬が出会う頃。よく頑張った、よろしく、と。そこで、冬は秋に委ねられた季節の色をしっかりと出して、定められた時を飾…

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目を覚ましていなさい

「聖霊、神の現存の神秘、あなたはわたしたちの存在の深みを貫き、そこにあるあこがれを理解されます。わたしたちが本当は何にあこがれているのかをあなたはご存知です。それは、心の限りない善さを通して、あなたの愛と人に寄り添う深い…

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美しいもの

人の欠点を探そうとすることは、誤った視点から世界を見ようとしていること。そうではなく、感謝する心をわたしの中に創ってみよう。完璧な人は一人もいない。しかし、すべての人にはその人だけの美しいところがある。その美しいところに…

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冒険

アドベントが始まった。到来する救い主を迎え入れるために、わたしのうちにその場所を用意する時である。気づかないうちに内面の場所をとって「わたし」となっているものを見つけて、さようならと言う時。信念、規則、こうあるべきとされ…

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目を覚ましていなさい

マルコによる福音書13章24~37節 目を覚ましていなさい 待降節が始まりました。救い主がお生まれになる時を待ち望む季節です。 教会では、四週間の期間を設けて、救い主がお生まれになる日を待ち望み、それにむけて準備をします…

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残りのもの

道に落ちたものを拾って使う友人がいる。八百屋が要らないと捨てた野菜の外側のものをもらって食べていた友人がいる。それは必ずしも貧しいからではない。捨てられたもの、落とされたものがもう一度活用される価値があることを友人は知っ…

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聖なる者

あなたの創造主を覚えるように!土くれからわたしを形づくり、聖なる息を吹き込んで生きるようにしてくださった造り主。その名をわたしは何と呼べば正しく呼べるのだろう。遥かに遠くまで来てしまって、自分が造られた土の匂いさえも忘れ…

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息が残っているうちに

尼さんになろうと入ってきた初歩者に先輩の尼さんは言う。「海の中に潜ったら息が残っているうちに上がってくるように」と。つい「もう少し」と欲を張って息切れになってしまうのは、海の中の世界だけではない。能力があって、できる人に…

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オープンマインド

忙しくなると考え事も多くなる。考えことが多くなると、ストレスが溜りやすく、心と体は疲れて病むようになる。瞑想の目的は考えことを減らしていくこと。そのためには、自分が多くの考え事に捕らわれていることを知り、それらの奴隷状態…

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