牧師室
しづかな朝
鳥のさえずりが耳元に届く朝 何という幸いな時の始まり ここで、このまま息絶えてもいい そう思うほどの平安心に広がる朝 この朝を、この時を生きよう。 神のごとくゆるしたい ひとが投ぐるにくしみをむねにあたため…
続きを読む隠れキリシタン
思いがけない出会い。 自称、隠れキリシタン。 キリストとマリアのイコン、サンタクロース、風景画・・・ 多能な方が近所に、隠れておられた。 家にあるもの、捨てられるものが その方の手に入れば傑作になる。 今度、アートリエを…
続きを読む文化の日
文化の日 調べると 「自由と平和を愛し, 文化をすすめるために国民がこぞって祝い, 感謝し,記念する日」と書いてある。 教会も「愛する」という文化を大切にしなければ! イエスさまが私たちに教えてくださった大切な文化。 後…
続きを読む宗教改革
宗教改革と全生徒の日を過ごす中で思うこと。 出会いと別れを大切にすること。 一時の訪れや瞬間の短い出会いであっても それらの繰り返しが私の歩みを整ってくれる。 そして、別れは忍耐と成熟の道を示してくれる。 別れを通して私…
続きを読む出会い
新しい出会いはいつも心に喜びをもたらす。 でも、勇気を出さなければ新しい出会いは果たせない。 まず、関心のあるところをノックし、自分が思うことを言ってみる。 すると、実は、向こうも私のような人を待っていたりする。 人はみ…
続きを読む幸いな者
ろうそくの光、線香の匂い 新しい一日はこれらと共に始まる。 心の中の思いや祈り、言葉に出した祝福の祈りも これらはすべて聞いていて、知っている。 ささげた祈りがともし火のように穏やかに輝き、 香りとなって全地に漂って実り…
続きを読む静けさ
昨夜から吹いていた風はどこへ行ってしまったのか。 久しぶりに訪れた鵠沼海岸の海は、 とても静かで平安そのものだった。 満潮の海辺を歩きながら、 ゆっくり押し寄せる波の音に耳を傾ける。 私の心もこの静かな海の表面のように滑…
続きを読む寒い!
寒い! 寒くなるとは聞いていたけれど、 慣れない体はそのままの寒さを受けてしまう。 このような日は、ホットカーペットの上で 縫物でもしたいな~と、贅沢な願望を描いてみる。 椅子の上ですべきことから逃げたくなる。 それにし…
続きを読む主の家
朝の太陽が雲にかかって顔を隠すとき 大地は冷やされ灰色の衣を着る。 けれども、大地の上の人の心が輝くのは その魂を創造主に委ねてしまったから。 その人は曇りに覆われた空の上で輝く太陽を見つめる。 今、太陽が雲の隙間から顔…
続きを読む運動会
私たちは、めいめいの山の中で黙る。 辛さをこらえる沈黙もあろうけれど、 黙ることによって恍惚の中にとどまろうとする。 「山の哲学者」と呼ばれた随筆家は、 頂上に登りついた時の悦びをこう記す。 まるで自分が山の一部分でいら…
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