牧師室
花と私
小さな庭に 大きな葉っぱができて 小さな花が咲いた 狭い道に 大きな葉っぱが伸びてきて 通る人の小さな足を 祝福してくれる 良い人になりたいけれど 良い人って どんな人なんだろう そうだ いつも歩いている道ばたの 花の名…
続きを読む待つ
久しぶりに味わう砂の感覚、 久しぶりに感じる砂浜に吹く風、 それは、静かで柔らかいささやき、 待つように、そのときを! (海辺に姿を表すジュラシック・ワールド) どのような時代にあっても、 成熟のために必要な期間というも…
続きを読む真の平和
人間と宗教と武器、歴史の産物。 主義や理念など無気力にさせ、 人間の命は虫けらほどのようにしか扱われない。 どんな脅威の中でも、決して武器を持たず、 真の平和をこの地上に広げてゆく責任が、 私たちには果たされている。 (…
続きを読む信頼
韓国には、 「小豆を植えたところからは小豆の芽が出て、 大豆を植えたところからは大豆の芽が出る」 ということわざがある。 人生の歩みの中で、どんな種を蒔きながら生きるか、 実りを受け取る、それは自分が蒔いたものである、と…
続きを読む七夕
体の中でもっとも見知らぬ部分、 それは、背中。 まず、意識から遠いところであり、 意識して近寄ろうとしても自由に目と手が届かない。 まるで、他人のように。 しかし、どんなに威張っていて、偉い人でも、 背中にその人の人生が…
続きを読む訪れ
屋根の上で全身を揺らしながら騒ぐ風 それは、何かを一所懸命に訴えるようで、 勢いを落とさないその一所懸命さに目が覚めた。 いろんなところで雨の被害に遭っている人々が、 どうか安全に守られますように! あなたの僕への仰せの…
続きを読む選び取り
私の前に命と幸い、死と災いが置かれるなら、 私は、言うまでもなく命と幸いを選び取るであろう。 しかし、私の前にいる人からは、弱さばかりが目に付く。 もう少し自分に寄り添うようになって欲しいとか、 以前、傷つけられたことと…
続きを読む知恵
ある人が海におぼれた。 その彼のところに一隻の船がきて彼を助けようとした。 しかし彼は、「大丈夫、神が私を助けにすぐ来てくださるから」 と言って断った。しばらくして、もう一隻の船がきた。 そのときも彼は、「神はすぐ来て私…
続きを読む愛を着る
魚は水の中で息をして生きている。 人間は水の中で自力で息をすることはできない。 外から酸素を供給されなけえば、5分で死んでしまう。 しかし、水の中で息ができる方法を私たちは知っている。 それは、頭を上げて、心を上に向いて…
続きを読む約束
「おもちゃを買って」とねだる子どもに、「わかった、考えてみる」と返事をすると、 買ってくれる約束だと信じて喜んでいた。 しかし、同じ繰り返しが三、四度以上過ぎると、「わかった、考えてみる」は、 否定の意味と…
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