牧師室
10月の祈り
十月には祈らせてください。 木々の葉っぱが彩るのを見て、わたしの人生も彩っていることに気づき、彩ったものはやがって落ちてゆくという真理に気づかせてください。 「残りの日々を数えるすべを教え、知恵ある心を私たちに与えてくだ…
続きを読む初夜
「沈丁花は千里まで香れば、キンモクセイは万里まで香る」という言葉がある。昔の花嫁たちは結婚の初夜に、下着の中にキンモクセイの香りを隠して花婿の気を引こうとしていたという。 昔からルターハウスの庭あったキンモクセイの香りが…
続きを読む静けさ
いつの間にか気づかないうちに雨が降り注ぎ、その音を聞こうとそっと耳を傾けてみる。雨は、それほど静かに、窓外の庭の木の小さな動きもなしに降ってきた。台風の影響を受けて降る雨だというのに。それとも、雨を受ける大地が静かなのだ…
続きを読む鎌倉広町
噂でだけ聞いていた鎌倉広町へ 思ったより山並みの道だったのでびっくり! ここでランチ 大エノキ (この上でランチしても良さそうな・・・) 帰りは西鎌倉山からモノレールに乗りました。初めてのモノレールでしたが…
続きを読む塔の岳 & 丹沢山 登山
9月23日(木)~24日(金)塔の岳&丹沢山に登ってきました。 天気にも恵まれ、山からたくさんの力をいただいて帰りました。 23日:10時半出発。大倉尾根を歩き、5時間かけて塔の岳(1,491m)の頂上へ。日の入り(17…
続きを読む夕陽
主よ、あなたはわたしを究め わたしを知っておられる。座るのも立つのも知り 遠くからわたしの計らいを悟っておられる。歩くのも伏すのも見分け/わたしの道にことごとく通じておられる。わたしの舌がまだひと言も語らぬさきに 主よ、…
続きを読む久しぶりの散歩
ほんの僅かな時間差が自然界では大きな可能性を示す時。 道から砂場まで階段を降りただけなのに、夕日は姿を消そうとしている。 「主は打ち砕かれた心に近くいまし/悔いる霊を救ってくださる」(詩編34:19)。
続きを読む夏の夕焼け
故郷を想う人の心を揺さぶる夕焼け。川一面が夕焼けに染まり、富士山も夕焼けに染まって立つ。夕焼けが毎日同じ模様であった日は一度もない。今日だけの、今だけの大切な時、この瞬間を写真よりも胸のカメラに焼いておこう。神さまが造ら…
続きを読む窓を開いて
誰かが私のために窓を開けてくれている、そんな気がする朝。入って来ていいよ~自由に入ってきて!化粧をしていなくても、普段着のままで、マスクをしていなくても、そのまま開いてある窓から入ってきて!目覚めたばかりの私を誘ってくれ…
続きを読む7月の鵠沼海岸
夏の夜の海を照らす月の光。光を照らすために暗くなってゆくときに、照らされている海の上を歩けそうにさえ思った。その美しさに時の流れを忘れるほど見惚れているとどんどん灯りはその姿を現わしてくる。きっと、何にも束縛されない自由…
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