牧師室
第2日目 内的に成熟する
【黙想】イエスとの出会いは、イエスのもとにとどまり、イエスにつながっていたいという思うを生じさせます。実が熟するときです。 マリアは自らの人生と我が子の人生における神の業を思い巡らし、それらのことをすべて心に納めました。…
続きを読む第一日目 神によって召される
今日から25日まで、八日間「キリスト教一致祈祷週間」が始まります。この間は、日本キリスト教協議会とカトリック中央協議会が出した冊子のお言葉を載せるようにします。それによって、世界のキリスト者たちと連帯し、一致の歩みへと導…
続きを読む祈り
キリスト、あなたは、わたしが誰であるかをご存知です。あなたに対しては何も隠す必要がありません。あなたもまた人間として歩まれたのです。私の内側が実にたくさんの別々の方向に引っ張られるとき、渇き切った心は祈りだすのです。『キ…
続きを読む信頼の旅
風の音、雨の音、降り注ぐ雪の音、鳥や虫の鳴き声、海波の行き来の音…それらから神の語り掛けを聞けるのなら、その人は真の霊性家。その人は神が特別な姿ではなく、自然界のあらゆる被造物を通して語りかけられることを知っている。だか…
続きを読む内なる力
大きな試練に出遭ったことのある人は、新しいことを始めても上手くいかないかもという恐れを持つ場合がある。試練の中で深いことを学ぶより、その試練が自分の思いを覆してしまった嫌なこととして受け止めるとき、神が自分を嫌い罰してい…
続きを読む恐れからの脱出
小さい頃迷子になっていたところ拾われて、14年間私の友としてともに暮らしているミームンは、とても穏やかでおっとりしている子だけれども、心の深いところには、常に、捨てられるのではないかという恐怖がある。車に乗せて出かけると…
続きを読む出会い方
混ぜてよい香りがするものがあれば、その逆もある。一緒にいるだけで嬉しくなる人がいれば、その反対の場合もある。または、子どもを虐待するような悪い人でも、他者との出会いによって変わる場合がある。それだけ、命あるものの出会いは…
続きを読む信じる
内と外を自由に出入りする息は躊躇することを知らない。中に入ってもいいかな?外へ出てもいいかな?などのことで悩まず、自由に出入りする。その自由によって命あるものは生命を輝かせながら生きている。「信じる」ということも同じであ…
続きを読む自己からの脱出
長い間積み重ねてきた経験はその人の財産でもあるが、新しいことを始める際に苦労をする原因にもなる。特に自己義認、つまり、自分を正しい人、良い人になるために積み重ねてきた努力や情報的な知識は、一生涯を通してのものであるから、…
続きを読む賜物
神の公平。それはすべての人に賜物が与えられているということ。2021年が皆に公平に与えられたように、人の中には公平に与えられた賜物がある。その賜物によって生きるときに、人は幸いな道を行くようになる。しかし、多くの人は賜物…
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