牧師室

知らないうちに自分のことを正しい人の群れから探そうとし、 色々のところで自分の正しさを主張している自分に気づく。 暗闇の中を歩くことは、こうした自分の中を歩くということ。 一言で言えば、自己中！ ある方が私に言ってくださ…

誰かと一緒に一つのことをすることが、 どんなに大変なことかを再び知らされる。 理由の一つに、文化の違いが結構大きい。 国境を越えれば、私が白と認識していることが、 白とは言えない生活圏なのかもしれない。 その違いが争いや…

１０万を超える人の命と多くの財産を失った震災。 今日で１００年を迎える。 「地震」という自然界のダイナミックな営みに、 どんなに時代が変わっても 親しむことはできない。 避けることもできない。 発生するたびに、ただただ人…

今日、日本は敗戦日で、韓国は国を取り戻した光復節。 そして、カトリック教会では、主の母マリアの大祝日。 マリアの体と魂が、死後３日目に天にあげられたとし、 8月15日をマリアが被昇天に与った日としている。 これは、195…

今日はコルベ神父の記念日。 コルベ神父はポーランドのカトリック神父。 アウシュビッツ強制収容所で、 ある男性の身代わりとなって餓死刑になった。 「アウシュビッツの聖者」とも呼ばれている。 誰かの罪を代わりに背負える勇気と…

草を取った後の土の上に黒シートを敷いた。 これで少しは草取りの手間が省かれる。 太陽の光を浴びない土からは、どんな命も芽生えない。 人間も、命を生み出していないときは、 こんなに真っ黒なシートが敷かれていることかと、 今…

ルターハウスの神学生の一人がインターン（宣教研修）に出た。 早朝に武蔵小金井駅に送り、6か月間の実りを期待して送り出した。 伝道者として生きるための一つの大きなプロセス。 きっと見えないところから聖なる力が介入してくださ…

もう一度思いを正して主を仰ぐ。 時を大切に用いて、感謝のうちに過ごし、 多くのことや物に心を奪われず、 持ちすぎて思い煩うような愚かさを捨て、 軽やかな歩み方へと方向を向けようと。 常に自分を振り返り、やるべきことをした…

自分に与えられた一生涯をどう生きるか、 貪欲や怠慢、弁明、独占･･･ これらと生きるか、 それとも、分かち合いと平和を実践する歩みをするか。 さらに、キリスト者であろうとするなら、 その信仰からくる責任が問われる。 一人…

続く暑さの最中に降る雨は砂漠の旅人にオアシスと同じ。 乾いた大地や作物はどんなに喜んだことだろう。 私の渇いた心にも恵みの雨が降りますように祈る。 愛する畑になって、どんな小さなことでも愛おしみ 厳しい日照りの中でも実り…