神学院について

神学院長より

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日本ルーテル教団神学院長の斎藤衛です。神学院が掲げる「教職養成」「信徒リーダーの育成」は、いつの時代にとっても重要な課題でした。その意味で神学教育は教団の根幹と言ってもいいでしょう。その課題に今、どう応えてゆくのか。小さな者が大海原を前に、たじろぐような心境です。しかし、たじろいでばかりもいられません。教職の不足が年を追って切実になっていきます。開かれた学びあい、育ちあいの刺激を神学院から教会へ送りたいと思っています。

現在、私が考えている使命は信仰の原点・教会の原点に帰り、教職・信徒に限らず福音を自分の言葉で語れる人材を育てることです。み言葉に触れる喜びを体験し、仲間と共に分かち合えること、この力を神学院の場で培いたいと思います。

限られた人材と力ではありますが、教会に仕えるプログラムになりたいと願っています。