議長だより(教会だより2023年2月号)
2023.2.27

年明けに訃報が相次ぎました。私たちの教団の礎を築いてくれた宣教師の一人であるリチャード・マイヤー先生、また、ポール・クライリング先生のお連れ合いであるキャロル・クライリング姉。また、神学校で教鞭をとっておられた徳善義和先生、大串肇先生。神さまの御許に召されたことは分かりつつも、地上ではもうお会いできないのだと思うと、寂しい思いがします。

枝に実はなりますが、枝の力で実をつけたわけではなく、木から送られる栄養によって、根から吸い上げられる水分によって実がなっていきます。イエスさまと使徒たちから始まり、今に至るこのつながりの中にいて、私たちがあります。先達の働きにあらためて感謝したいと思います。私たちを養い、育ててくれた方々にあらためて感謝したいと思います。

いつも福音の喜びに生きることが、何よりの恩返しになると思います。

ご遺族への深い慰めがあることをお祈りいたします。

吉田達臣