議長だより(教会だより2024年4月号)
2024.4.17

 今回が最後の議長だよりになります。副議長時代は隔月で7年間、議長になってからは途中から毎月議長だよりを書きました。議長になってから、常に心の中で祈り続けたことは、宣教が前進することでした。しかし、結果的には後退戦が続く状況で、力のなさを痛感させられました。アフリカなどの一部を除けば、全世界的に、キリスト教の宣教は苦戦しており、私一人の力で、盛り返していけるものではないのでしょうが、宣教の前線にいる一牧師としても、だから諦めようなどとは思えず、これからももがき続けていきます。

 アブラハムは75歳で初めて旅立ち、100歳の時に子どもが与えられました。エジプトで奴隷としての苦しみが最大になった時に、神さまはその叫びを聞き、モーセを召命し、出エジプトを果たしました。バアル信仰がはびこり、最後に残された預言者エリヤが450人のバアルの預言者と対決して、勝利し、その突破口を開きました。イエスさまは、鞭打たれ、十字架につけられた後、復活しました。人間の目から見て、闇が最も深いところから、新しい光を神さまは与えてくれます。これからも、復活の主を信じて、もがいていきたいと思っています。10年間、多くの人の助けをもらいました。多くの人に知恵を出してもらいました。多くの人に祈ってもらいました。ありがとうございました。

吉田達臣