副議長だより(教会だより2024年8・9月号)
2024.9.10

 教団の新しい歩みを紹介します。まず呉映采(オ・ヨンチェ)さんの来日です。呉さんは韓国のルーテル大学で学ばれた後、長老派教会の大学院で学び、日本での宣教が自分に与えられた神さまの召しと受け止め、NRKの牧師となるための備えをしたいとの思いを抱くに至りました。前期の常議員会は彼の希望を聞き、主の導きと私たちへの恵みと信じて、しかし慎重に検討を重ねて、今期に引き継ぎ、先般の常議員会で呉さんの受け入れを正式に承認しました。9月に来日され、ルターハウスで生活しながら日本語学校に通い始めます。呉映采さんようこそNRKへ!

 次にエキュメニズム・ディアコニア委員会です。舌を噛みそうな片仮名の名称ですが、教団総会で決議した今期3年間の宣教を実践するため、常議員会で設置を決めた委員会です。「エキュメニズム」は他の教派との対話や祈り、交わりや働きを表し、「ディアコニア」は奉仕を表します。私たちはルーテル教会の信徒としての信仰を大事にしながら、同時に神の一つの家族の一員として、他の教派の教会や信徒たちとともに祈り、学び、交流し、手を携えて世に仕えて、主の愛と平和を分かち合う働きを大切にしたいと願っています。各教会でもそうした実践がありましたらお知らせください。

 「すべての人に開かれて連帯する群れ」を志して、NRKは新しい仲間を迎え、新しい仲間と出会いながら歩んでまいります。

白井真樹