副議長だより(教会だより2025年1月号)
2025.1.28
私事ではありますが、昨年11月の半ばに父を主の御許に送りました。一昨年のクリスマスの前より、脳腫瘍でおよそ1年間の闘病の末の召天でした。父の葬儀を終えて、約2週間後にアドベントを迎えました。
インマヌエル、「神、わたしたちと共にいます」、私たちがクリスマスに聞く福音です。父の病気のときも、臨終のときも、イエスさまがともにいて父と私たち家族を支えてくださり、そして父が地上での生涯を終えて、主の御許に召された今も、イエスさまは天において父とともに、この地上において遺された私たち家族とともにいてくださることを信じつつアドベントを過ごし、クリスマスを迎えました。
私たちは、クリスマスの喜びの中で、新しい年を迎えています。過ぎ去った年、いろんなことがあったけれど、イエスさまはいつも私たちとともにおられました。そして、この一年もきっといろんなことが起こるだろうけれど、イエスさまはいつも私たちとともにいてくださいます。インマヌエル、「神、わたしたちと共にいます」の信仰に包まれて、この一年も過ごしたいと思います。教団と地域教会も主が共にいてくださることを信頼して、新たな気持ちで歩むことができればと願います。「過ぎ去った日々の悲しみ、様々な憂いはすべてキリストに委ねまつって み恵みがあふれるような生き方を今年はしよう」(教会讃美歌49番)。主の平和がみなさまとともに。
白井真樹