キリストの心(教会だより2024年1月号)
2024.1.17

いつでも福音ブレイク

「神は、その独り子をお与えになったほどに、世を愛された。独り子を信じる者が一人も滅びないで、永遠のいのちを得るためである。」

ヨハネ福音書3章16節

 みなさんはコーヒーを飲みますか?僕はほぼ毎日コーヒーをいただき、コーヒーブレイクの時を持っています。その時に使うカップは決まっていて、新婚旅行でメキシコに行ったときに買ってきたカップを使います。そのカップは、現地の人の手作りで、描かれている絵も一つ一つ違う世界で一つだけのカップなのです。だから僕は大切にしていますし、ずっとそばに置いておきたいと思っています。大切にしているカップに注いでいただくコーヒーはほかのカップでは味わえない特別感が増して心まであたためてくれるのでうれしいです。

 いのちの源である神さまは、思いを込めて、愛をもって、私たち一人一人にいのちを与えてくださいました。神さまは、この世界でたった一つの愛してやまない私たちのいのちを支えたい、守りたい、救いたい、その一心で、独り子イエス・キリストのいのちを与え、福音のみことば与えてくださいました。神さまは、イエス・キリストのいのちを通してあらわされた、限りない無償の愛で私たちの心を満たし、心穏やかに、和やかに、しなやかに、過ごしていくこと、そして、いつまでも一緒に生きていくことを強く、強く望んでおられます。

 僕にとって神さまの愛、福音のみことばは、ほかでは味わえない特別なもの、大切なもの、素晴らしいものです。これからも沢山、神さまの愛、福音のみことばを深く味わい、楽しみ、感謝して生きたいです。そして、みなさんにも大切なすばらしい神さまの愛、福音のみことばを味わっていただきたいです。さて、今日も福音ブレイクしよう。

(浦和ルーテル教会牧師 笠原光見)