ルターハウス再建に寄せて
2017.1.20

ルターハウス再建は本決まりとなり、いよいよこれから始動していただけることとなりました。ルターハウス再開発検討

委員会のご努力に感謝いたします。神学院としては「教職養成」「教職の継続教育」「信徒研修」という神学院の設置目的に沿った建物の実現を願っています。今後の作業が主によって導かれ守られるようにと祈るものです。

以前からルターハウスの老朽化は課題としてあげられていました。特に水回りの設備については壁面内の補修が必要で大がかりとなるため、必要最小限にとどめられていました。現在、居室としては9部屋ありますが、実際に使用できる部屋は2部屋に限られています。家族のある神学生にはゲストルームと管理棟を割り当てて対応しています。つまり、ぎりぎりの使用状況が続いているということです。そのような中で北川舎監を中心にルターハウスプログラムは続けられ、礼拝堂での聖餐礼拝で学生・スタッフが養われています。

今後、神学生が増えるようにと願っていますし、学部生を含めるならば志願者は増えていることです。人材育成の場としてのルターハウスの必要性はますます高くなるでしょう。その意味で再建は急務でした。これまでもルターハウス再建を計画したことがありましたし、その都度関係者は努力してきました。それらの方々のご努力に感謝し、そして今、時が与えられたと受け止めています。今後も皆さまのお祈りとご

支援をいただけますよう、よろしくお願いいたします。