主イエス・キリスト 復活祭

—大宮シオン・ルーテル教会
2021年4月4日㈰

み名による祝福

司)父と子と聖霊のみ名によって。
会)アーメン
司)主イエス・キリストの恵み、神の愛、聖霊の交わりがみなさんとともにありますように。
会)またあなたとともに。

讃美歌「さかえのみくらに」—教会讃美歌096番—

はじめのことば

司)主イエス・キリストは復活なさいました。
会)ほんとうに復活ふっかつなさいました。
司)主の復活を喜び祝います。
会)いのちのしゅ讃美さんびします。

特別の祈り(みんな)

あわれみふか神様かみさましゅイエスはきておられます。わたしたちはもはやしゅイエスを死者ししゃなかさがしません。

しゅイエスはきて、わたしたちのいのちしゅとなられました。復活ふっかつのキリストとともきるわたしたちをつよめ、永遠えいえんのいのちにいたるまでかみたみとして成長せいちょうさせてください。あなたと聖霊せいれいとともにただひとりのかみ永遠えいえん支配者しはいしゃ御子みこしゅイエス・キリストによっていのります。アーメン

聖書のことば
第一朗読
  イザヤ 25:6~9 / 旧1098頁

25:6万軍の主はこの山で祝宴を開き
すべての民に良い肉と古い酒を供される。
それは脂肪に富む良い肉とえり抜きの酒。
7主はこの山で
すべての民の顔を包んでいた布と
すべての国を覆っていた布を滅ぼし
8死を永久に滅ぼしてくださる。
主なる神は、すべての顔から涙をぬぐい
御自分の民の恥を
地上からぬぐい去ってくださる。
これは主が語られたことである。
9その日には、人は言う。
見よ、この方こそわたしたちの神。
わたしたちは待ち望んでいた。
この方がわたしたちを救ってくださる。
この方こそわたしたちが待ち望んでいた主。
その救いを祝って喜び躍ろう。

讃美頌  詩編118編

しゅよ、めぐふかしゅ感謝かんしゃせよ。
慈(いつく)しみはとこしえに。
イスラエルはえ。
いつくしみはとこしえに。
しゅはわたしのとりで、わたしのうた
しゅはわたしのすくいとなってくださった。
すくいをよろこうたこえしゅしたがひと天幕てんまくひびく。
しゅみぎはみちからしめす。
しゅみぎたかあがり、
しゅみぎはみちからしめす。
ぬことなく、ながらえて、
しゅのみわざつたえよう。
しゅはわたしをきびしくらしめられたが、
 わたすことはなさらなかった。
正義せいぎ城門じょうもんひらけ、わたしははいってしゅ感謝かんしゃしよう。
これはしゅ城門じょうもんしゅしたがひとはここをはいる。
しゅよ、わたしはあなたに感謝かんしゃをささげる、
あなたはこたえ、すくいをあたえてくださった。
いえた)てるもの退しりぞけたいしが、すみ親石おやいしとなった。
これはしゅのみわざ、わたしたちのにはおどろくべきこと。
今日きょうこそしゅのみわざ
今日きょうよろこいわい、よろこおどろう。

第二朗読  1コリント15:1~11 / 新320頁

15:1兄弟たち、わたしがあなたがたに告げ知らせた福音を、ここでもう一度知らせます。これは、あなたがたが受け入れ、生活のよりどころとしている福音にほかなりません。 2どんな言葉でわたしが福音を告げ知らせたか、しっかり覚えていれば、あなたがたはこの福音によって救われます。さもないと、あなたがたが信じたこと自体が、無駄になってしまうでしょう。 3最も大切なこととしてわたしがあなたがたに伝えたのは、わたしも受けたものです。すなわち、キリストが、聖書に書いてあるとおりわたしたちの罪のために死んだこと、 4葬られたこと、また、聖書に書いてあるとおり三日目に復活したこと、 5ケファに現れ、その後十二人に現れたことです。 6次いで、五百人以上もの兄弟たちに同時に現れました。そのうちの何人かは既に眠りについたにしろ、大部分は今なお生き残っています。 7次いで、ヤコブに現れ、その後すべての使徒に現れ、 8そして最後に、月足らずで生まれたようなわたしにも現れました。 9わたしは、神の教会を迫害したのですから、使徒たちの中でもいちばん小さな者であり、使徒と呼ばれる値打ちのない者です。 10神の恵みによって今日のわたしがあるのです。そして、わたしに与えられた神の恵みは無駄にならず、わたしは他のすべての使徒よりずっと多く働きました。しかし、働いたのは、実はわたしではなく、わたしと共にある神の恵みなのです。 11とにかく、わたしにしても彼らにしても、このように宣べ伝えているのですし、あなたがたはこのように信じたのでした。

ハレルヤ

司)ハレルヤ、主イエス・キリストは復活なさいました。
会)ほんとうに復活ふっかつなさいました。ハレルヤ、ハレルヤ

福音書  ヨハネによる福音書20:1~18 / 新209頁

20:1週の初めの日、朝早く、まだ暗いうちに、マグダラのマリアは墓に行った。そして、墓から石が取りのけてあるのを見た。 2そこで、シモン・ペトロのところへ、また、イエスが愛しておられたもう一人の弟子のところへ走って行って彼らに告げた。「主が墓から取り去られました。どこに置かれているのか、わたしたちには分かりません。」 3そこで、ペトロとそのもう一人の弟子は、外に出て墓へ行った。 4二人は一緒に走ったが、もう一人の弟子の方が、ペトロより速く走って、先に墓に着いた。 5身をかがめて中をのぞくと、亜麻布が置いてあった。しかし、彼は中には入らなかった。 6続いて、シモン・ペトロも着いた。彼は墓に入り、亜麻布が置いてあるのを見た。 7イエスの頭
を包んでいた覆いは、亜麻布と同じ所には置いてなく、離れた所に丸めてあった。 8それから、先に墓に着いたもう一人の弟子も入って来て、見て、信じた。 9イエスは必ず死者の中から復活されることになっているという聖書の言葉を、二人はまだ理解していなかったのである。 10それから、この弟子たちは家に帰って行った。
11 マリアは墓の外に立って泣いていた。泣きながら身をかがめて墓の中を見ると、12 イエスの遺体の置いてあった所に、白い衣を着た二人の天使が見えた。一人は頭の方に、もう一人は足の方に座っていた。13 天使たちが、「婦人よ、なぜ泣いているのか」と言うと、マリアは言った。「わたしの主が取り去られました。どこに置かれているのか、わたしには分かりません。」14 こう言いながら後ろを振り向くと、イエスの立っておられるのが見えた。しかし、それがイエスだとは分からなかった。15 イエスは言われた。「婦人よ、なぜ泣いているのか。だれを捜しているのか。」マリアは、園丁だと思って言った。「あなたがあの方を運び去ったのでしたら、どこに置いたのか教えてください。わたしが、あの方を引き取ります。」16 イエスが、「マリア」と言われると、彼女は振り向いて、ヘブライ語で、「ラボニ」と言った。「先生」という意味である。17 イエスは言われた。「わたしにすがりつくのはよしなさい。まだ父のもとへ上っていないのだから。わたしの兄弟たちのところへ行って、こう言いなさい。『わたしの父であり、あなたがたの父である方、また、わたしの神であり、あなたがたの神である方のところへわたしは上る』と。」18 マグダラのマリアは弟子たちのところへ行って、「わたしは主を見ました」と告げ、また、主から言われたことを伝えた。

説 教  「マグダラのマリアのように」 — 曽我部ふみ

讃美歌「主 死にたまえり」—教会讃美歌097番—

信仰の告白

司)命の源でおられる神さま あなたは わたしのつくり主です。
会)わたしはあなたをしんじます。
司)イエスさま あなたを わたしの救い主と告白します。
会)わたしはあなたをしんじます。
司)聖霊なる神さま あなたは わたしの慰め主です。
会)わたしはあなたをしんじます。
司)父と子と聖霊のただひとりの神さま わたしはあなたを信じます。
会)あなたこそ わたしのかみ わたしのしゅです アーメン

献金・教会の祈り

聖餐の歌「主イェスキリストよ」—教会讃美歌260番—

平和の挨拶

司)主の平和がみなさんとともにあるように。
会)また、あなたとともに。

聖餐の制定

司)聖なるみ心を成就し、私たちの救いを成し遂げるために、私たちの主イエス・キリストは苦しみを受ける前日、パンを取り、感謝し、これを裂き、弟子たちに与えて言われました。「取って食べなさい。これはあなたがたのために与える私のからだである。私の記念のため、これを行ないなさい。」食事ののち、杯をも同じようにして言われました。「取って飲みなさい。これは罪のゆるしのため、あなたがたと多くの人々のために流す私の血における新しい契約である。私の記念のため、これを行ないなさい」。
会)アーメン

主の祈り(みんな)

てんにおられるわたしたちのちちよ、
せいとされますように。みくにますように。
みこころがてんおこなわれるとおり にもおこなわれますように。
わたしたちのごとのかて今日きょうもおあたえください。
わたしたちのつみをおゆるしください。わたしたちもひとをゆるします。
わたしたちを誘惑ゆうわくおちいらせず、あくからおすくいください。
くにちから栄光えいこうは、永遠えいえんにあなたのものです。アーメン。

聖餐と祝福

感謝の祈り(みんな)

全能ぜんのうかみよ。このすくいの賜物たまものをもって、あらたなちからあたえてくださったことを感謝かんしゃします。恵みめぐみによって、わたしたちがますますしゅしんじ、またたがいにあいをもってつかえることができるように、わたしたちをつよめてください。あなたと聖霊せいれいとともに、とこしえにただひとりのかみであり、わりまできておさめられるみしゅイエス・キリストによっていのります。アーメン。

祝 福

司)主があなたを祝福し あなたを守られるように
主がみ顔を持ってあなたを照らし あなたを恵まれるように
主がみ顔をあなたに向け あなたに平安を賜るように
父と子と聖霊のみ名によって

会)♪ アーメン アーメン アーメン ♪

讃美歌「主はいきたもう」—教会讃美歌100番—